BLEACH ネタバレ 566話『What is your fear?』
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恋次の回想
煽り文:戦場に着く前に、作戦会議を開く二人・・・!!
ルキア「恋次!」
恋次「なんだ?」
ルキア「着いたらどう動くか決めておこう」
恋次「?」
「さっき決めたじゃねえか」
「とりあえず別行動で、ある程度敵を片付けたら適当にどこかで落ち合って、城に突入…だろ?」
ルキア「違う」
「なんだそのめちゃくちゃな説明は・・・!」
呆れるルキア
ルキア「おそらく瀞霊廷は敵だらけだ、着いたらすぐに囲まれるだろう」
「そうなれば、いくら鍛えたとはいっても厳しい状況になるはずだ」
「まあ見栄っ張りのお前はどうか知らんがな」
恋次「おいそりゃ・・・」
ルキア「気にするな、もう慣れている」
恋次「あ、ああ…」
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ルキア「いいか、闘いが終わればすぐに身を隠すんだ」
「絶対に敵に先手を取らせるな」
「分かったな、恋次!」
そんな会話を思い出し、はっと目を覚ます恋次
外はもう朝になっていた
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恋次「・・・朝か・・・」
「もう十分長く隠れたかな・・・他のシュテルンリッターの野郎どもを探すか・・・」
辺りを見回し、建物を離れる恋次
しかし恋次がいた部屋、柱の影に敵が潜んでいた
「なんともマヌケな…」
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「まさか本当に熟睡していたとは・・・」
「マスキュリンを殺ったのがどれほどの男かと思って来てみたら、現れたのは死んだように眠る一人の男・・・」
「罠に違いないと様子を見ていたが、まさか本当に朝まで眠り続けるとは・・・」
「敵陣のど真ん中で熟睡してるなんて誰が思う・・・?」
呆れかえる滅却師
「だが・・・貴様の運は尽きた」
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「これほど敵を長く観察できたのは初めてだ」
「終わりだな、赤い猿よ」
煽り文:危機が迫る・・・!!
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瀞霊廷を駆けるルキア
ルキア「全くといっていいほど・・・仲間の霊圧が感じられないな・・・」
「やはり死神側が不利ということか・・・?」
「だがまあ・・・霊圧が少ないお陰で虎徹副隊長の居場所がつかめたということもあるからな・・・」
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負傷した鳳橋を治療している虎徹副隊長
ルキア「それにしても・・・滅却師たちの霊圧すら感じられないな」
足を止めるルキア
ルキア「この状況なら・・・恋次と落ちあって敵の本拠地を叩くという手もありだな」
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誰かに掴まれるような恐怖を感じるルキア
ばっ、と振り返るがそこには誰もいない
ルキア「なんだ・・・今の感覚は・・・霊圧か?」
「いったいなんだ・・・どこからだ!?」
(あは、怖イの・・・?)
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そこに現れたのは"恐怖"を操る滅却師 エスノト
エスノト「孤独を・・・感じるよ・・・」
ルキア「なんだ・・・お前は・・・?」
エスノト「・・・孤独、孤独、孤独、私は孤独・・・」
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エスノト「私の・・・千本桜はどこな?」
ルキア「!!」
「なるほど・・・兄様の卍解を奪ったのは貴様か・・・」
「エスノト・・・」
刀を抜くルキア
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エスノト「知ってますよ・・・あなた・・・」
「朽木白哉の妹、朽木ルキア・・・彼はどこに?」
ルキア「・・・答えるつもりはないな」
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エスノト「お前を殺せば・・・奴は現れるかな?」
ルキア 「だろうな」
その答えに満足そうな表情を浮かべるエスノト
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全身からトゲを飛ばすエスノト
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だがルキアはなんなくかわしていく
ルキア(あの光る棘・・・ぶつかると何やら広がっているな・・・)
(あれが奴の力"恐怖"か?)
ルキアの目の前にもトゲが現れる
ルキア「袖白雪!!」
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バキイイッ
光る棘を凍らすが、すぐに黒いものが浸食してくる
エスノト「無駄だよ」
「恐怖は氷じゃ防げない」
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恐怖がルキアを襲う、動けないルキア
エスノト「動けないかい? 仕方ない、それが恐怖だからね」
「恐れとはそういうもの」
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ルキア「これが・・・恐れか・・・」
エスノト「そう」
ルキア「ならば・・・貴様にとって恐怖とはなんだ?」
エスノト「・・・ナニ?」
ルキア「恐怖が敵に効かないとしたら・・・恐ろしいんじゃないか?」
次回